10月21日(火) 情報通信サービス科1年生
情報数学
以前からC言語の開発環境として学生諸君に使ってもらっている小型コンピュータ Raspberry Pi。このコンピュータには、簡単インストーラNOOBSを使用してLinuxOS (Raspbian)をインストールしました。
# もちろん学生自身が、ですよ。
実はこれには、あの名高い数式処理ソフトウェアMathematicaがバンドルされています。フルセットの機能は利用できないようですが、Raspberry Pi が5000円ほどの価格ですから、この値段でMathematicaを使えるとは世の中も変わったものです。
せっかくバンドルされているのですから、今日はこれを使ってみます。
まずはログインしてX-Window システムを立ち上げ、Mathematicaを起動します。起動するのに少し時間がかかりますが、気長に待ってやりましょう。クロック周波数700MHzのARM11ですから、クロック周波数2GHz、3GHzの Intel CPUと比べちゃぁ、可哀想です。
# Raspberry Piのクロック周波数を少し上げることも可能なので、
# そうすればもう少し機敏に動かすことも可能かもしれません。
学生諸君は使い方を知らないので、まずはWebのリソースをあたりながら学習です。。。
書籍を購入してもらってもいいのですが、こればかりをやるわけじゃないですし、ネットに情報がたくさん出てますので、書籍は買いません。
「ソフトウェアの書籍は購入しない!」これが当科のモットーです。ソフトウェアは頻繁にバージョンアップされるので持っている書籍が使えなくなる、ってこともありますしね。
さてMathematicaの使い方は、
- 数式を入れる
- 計算しろっ!(Shift+Enter) と命令してやる
ですね。
折角なので、以前やったキルヒホッフの法則を使った電流計算をやってみましょうか?
回路を書いて、「サァ方程式をたてろぉ〜!」です。
3元連立方程式が出来上がるので、計算は、Mathematicaに任せます。
計算しなくても答えが出ちゃいますね。。。すごいっ!
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