2015年1月21日水曜日

嶋正利さん物語。。。その3

平成27年1月21日(水)

情報通信サービス科 番外編

続き。。。

嶋さんは、1971年リコーに移られ、当時の汎用コンピュータへのマイクロプロセッサの活用を行われています。これにより、パソコン開発の基礎ができあがったと言っても過言ではありません。


嶋さんは、1972年にインテルに移り,8ビット・マイクロプロセッサ8080(1974年に完成)と現在のパソコンにも使われている周辺機器制御用ペリフェラル・チップ(割り込み制御8259,パラレルポート8255,タイマ8253,DMA8257,通信USART8251)などを開発されています。
i8080は,高性能マイクロプロセッサへの道を拓き、「計算力」を若き創造者に開放し、世界初のパソコンを誕生させ、「プログラムの時代」をもたらし、ソフトウェア産業を花開かせました。
嶋さんは、1975年にザイログに移り、パソコン,ゲーム機や制御機器に広く使われた8ビット・マイクロプロセッサZ80と16ビット・マイクロプロセッサZ8000を開発されています。


こんな凄い人が、日本にいらっしゃるのです。
日本人に創造力が無い?? この時代に日本に無かったのは、ひょっとすると自信だったのかもしれませんね。

つづく。。。

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