2015年1月20日火曜日

ちょっと長文ですが、i4004 を開発されたのは、日本人の嶋正利さんなんです!!是非覚えておいて欲しい!

平成27年1月20日(火)

情報通信サービス科 番外編

パーソナルコンピュータの世界を語るとき、忘れてはならない人物がいらっしゃいます。
それは、嶋正利さんです。
嶋正利さんは、1943年生まれ。東北大学理学部化学第二学科を卒業され、ビジコン社に就職されました。1967年に電卓部門に移り、電卓の試作を担当されました。当時日本は電卓の供給基地でした。嶋さんは、ストアード・プログラム論理方式のプリンタ付き電卓を開発されています。
そして、1969年に渡米し、事務機向け汎用LSIシステムの開発に着手されます。そして、各論はあるのですが、インテル社と協同で世界初のマイクロプロセッサi4004を1971年に発表されます。




このシステムは、
プロセッサである4ビットのCPU(4004)
命令を格納するROM(4001)
データを格納するRAM(4002)
出力拡張ポート(4003)
の4種類のLSIのみで構成できるものでした。


当時の科学計算機用電卓は現在のパソコンに似た構成で、入出力機器としてキーボード、表示器(CRT)、プリンタ、そして、応用プログラムを読み込むカードリーダなどで構成されていたそうです。
嶋さんは、i4004を使ったプリンタ付き電卓を1971年に開発し、世界初のマイクロプロセッサの使用者となられました。

つづく。。。

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