2015年1月23日金曜日

嶋正利さん物語。。。その4

平成27年1月23日(金)

情報通信サービス科 番外編

続き。。。

嶋さんはその後、1980年に帰国され、インテル・ジャパン・デザインセンタを設立。1986年にマイクロプロセッサを開発するブイ・エム・テクノロジを設立され、インテルx86プロセッサと互換性のある 16・32ビット・マイクロプロセッサを開発されています。


# これは、当時一世を風靡した”ワープロ”に多用されたマイクロプロセッサでした。

そして、2000年に会津大学に移られマイクロプロセッサ開発技術者を養成するお仕事に従事されました。

1992年論文「マイクロプロセッサのハードウェアアーキテクチャの最適化に関する研究」により筑波大学から工学博士の学位を授与。
世界初のマイクロプロセッサの開発により、1997年に第13回京都賞(先端技術部門)を受賞。
1998年に米国の半導体生誕50周年記念大会で "Inventor of MPU (Micro-Processor Unit) "を受賞されています。

これらには、i80286系が搭載??

著書は、「マイクロコンピュータの誕生:わが青春の4004」(岩波書店)ほか、多数あります。

こんな凄い方が、1970年前後の日本にいらっしゃったのです。
ひょっとすると、今を形作っている iPad も、日本が。。。 実は、これも発想は日本だったのです。
そのお話は、またの機会に。。。

ひとまずは、嶋さん物語はこの辺で。。。



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